アスベスト聞いた事があると思いますが、どのような特徴がありいつから使用されているか具体的に説明する事はできない人がいると思うので、ある程度の知識を身につける事でご自身や家族の健康を未然に防ぐことができます。昭和初期頃にかけて高度経済成長の後押しもあり、日本はめざましい経済成長を遂げる為多くの人材が働き賃金を得たことで、住宅の需要が高まり賃貸物件が多く建てられるようになり、建設素材で利用された石綿がアスベストです。当時は価格がリーズナブルで建設素材として加工しやすい事もあり、多くの建設会社で利用された為全国に石綿を利用した建物が多数建設されました。当時はアスベストの分析は詳細に調査してないので、人体に有害である事が分かったのは、20年以上経過してからであり、多くの人が人体の被害にあう事が全国で広がりニュースになりました。
一度体内に取り入れられると除去する事ができないので、体内機能の低下や症状が進行してなくなる人が出たことも有名です。これは世界規模で広まり国内だけではないので世界的に重要な課題になりました。当時の技術でも分析を行い原因を特定するのに時間が掛かった事と、人体に蓄積されてもすぐに被害が拡大しないので気付くまで長い期間が掛かりました。現在ではアスベストの取り扱いの規制は強化されているので、被害が出る事はありませんが、古い建物に利用されている事もあるので、疑わしい時は最寄りの役場に報告して分析してもらうことも必要です。